ピラヤ6号(ダミアン)を入れた150cm水槽は、思ったよりもずっと平和に過ごしています。ピラヤ6号も徐々に餌を食べてくれています。ワカサギよりもアジが好みのようです。
さて、二日酔いの土曜の朝、ヤマト運輸の営業所へまた荷物を取りに行きました。
今回は何でしょう。
箱はデカいです。ムフフ。。。
今回は
ピラヤ6号(ダミアン)のときと違ってバチャバチャ音が聞こえます。オッケーオッケー。
このお店の通販は2度目なので、信頼しています。
ドキドキして中を見てみると・・・、
トロリ濁り泡; ̄ロ ̄)!
ありゃ、ちょっとマズイ雰囲気!?
力なく泳ぐ魚がチラリ・・・。
今回の中身はこれ!
フナ!
120匹!アルマータスたちのお食事用として、10cm前後の商品で購入しましたが、実際は12〜15cm位のサイズがほとんどでした。もうけ!!
10匹で300円。送料を考えても1匹あたりの単価は35円!毎週かねだいに同サイズの大姉を買いに行っていましたが、在庫切れに出会うこともあり、また何より嫁が私が毎週買いに行くのを嫌がるので、まとめ買いしてみました。
鯨飲馬食のアルマータスにはもってこいの餌です。アルマータス1匹の給餌量を1日鮒1匹に抑えれば、2ヶ月もつ計算です。
しかしさすがにこの季節でもこの量はキツかったか。水温4℃の低温と水質悪化で、みなやや仮死状態。死着こそ数匹でしたが、屋外水槽に放ったり、アルマータス水槽に水合わせしながら合流させ、時間が経って見てみると、15匹くらいロスしてしまいました。
ロスったフナは一部をピラニア水槽に、一部を冷凍庫に。なるべく再利用。
屋外水槽120x60x45(H)cm水槽でのストックもキツそうなので、次回からは1か月分を想定して購入しよう。。。半分の60匹だな。
明日みんな浮いてたりして・・・(^▽^;)。
主役より赤く目立つ金魚より、同系色の銀色のフナの方が、見ていて落ち着きます(´ ▽`).。o♪♪
なお、金魚はもともとフナが起源ですので、栄養面ではフナはほとんど金魚と同じだと思われます。そんで、せっかくなので、サイアミナーゼを含むフナや鯉についてウンチク。
ビタミンB1欠乏症の症状は、食欲減退、行動の異常、平衡感覚の喪失、発死などだそうですが、鯉を被検体とした論文の中では、「淡水魚の組織にアノイリナーゼ(=サイアミナーゼ)は広く分布しており,その強さは腎臓で最も強く,鰓,肝臓,眼球でもかなり強い,筋肉,卵巣などは比較的弱い。」とあります。(→
サイアミナーゼに関する研究)」
また、サイアミナーゼを含むフナや鯉は、組織のビタミンB1量がきわめて低い値でもB1欠乏症を示さず、B1欠乏に対して抵抗性が強いという報告があります。(→
サイアミナーゼに関する研究)」。
サイアミナーゼがビタミンB1の代謝に深く関係しているらしいです。
あと、金魚のみの単食は、背骨が曲がるっていう話を聞いたことがありますが、生まれながらの奇形ではなく後天的に奇形になる魚が本当にいるのか疑問を持っています。私自身の経験としては、たとえ金魚のみを単食させていても、必ずしもビタミンB1欠乏症がでるとは感じていません。金魚も栄養のある餌を食ってるからかなぁ。体が硬いアリゲーターガーで、水槽が狭すぎて背骨が折れ曲がったものは見たことがあります。
ってことで、細かい作用は多々あるようですが、通常のピラニア飼育下においては、あまりサイアミナーゼを意識しすぎなくてもいいのかなぁ、と思います。
むしろビタミンB1分解酵素を持ったフナや鯉を、ビタミンたっぷりの餌を食べさせたあとにピラニアたちにあげると、ビタミンB1の吸収がすごく良くなるのかもしれない!?
そんなどーでもいい結論でウンチク終わり。アルマータスたちはものすごい量のウンチ君してます^^;)。
posted by sato at 00:18
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アルマータス
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