いや〜Webに公開して良かったな〜、と思いました。
今回記事やコメントを書き込む中で、
ありゃ、そもそも生物ろ過ってどーゆー仕組みだったっけ?
アンモニア→亜硝酸→硝酸塩だったよなー?。
なんでphが下がるんだっけ?
phが下がることがダメなの?
硝酸塩濃度が上がるのがダメなの?
ってか硝酸塩て何よ?
酸素がありゃいーのか?
ろ過ができてないってどーゆーことだ?
生物ろ過ができてりゃphは下がんないのか?
・・・
と、色々疑問に思うことが出てきました。
熱帯魚にのめり込んだ当初はスッゲー調べたのに、何年も経つと、結局水換えが必要なんだな、っていう結論しか覚えてなくて、
そもそもの机上の理論を忘れっちゃいました★
こーゆーときに、こんなサイトを運営している立場の人が、トンチンカンなことを自信ありげに書いてしまい、
「ププ、理解してねーなコイツ ( ̄▽ ̄) ニヤ」
って思われると、やっぱちょーっと恥ずかしいので、今一度復習してみました(^^;)。
そんで、色々Webの見てて、参考になったのが以下のページ。
■(ディスカス水槽 ー 水質管理の基礎科学大綱)
http://www.geocities.jp/acaradisco55/Taikou/science.html
■(水草水槽 ー あげいんのホームページ)
http://www.eonet.ne.jp/~again/2006/aqua_kiso/a_kiso.htm
先人の方々の知識はすばらしいですね〜〜。
結局自分の中で一番納得できたのは、大事なのはやっぱり水換えということでした。(^v^;)
あと、水換えは、「硝酸塩」じゃなくて、水の中でイオン化しているから「硝酸イオン」の排出が目的なんですね。生物ろ過ができていれば、時間が経つにつれ、硝酸イオンができる過程で生成される水素イオンが還元されずに蓄積され、phが下がるってわけです。
また、サンゴ(炭酸カルシウム)を入れれば、還元してphは上がりますので、緩衝剤にはなります。ただし、脱窒されるわけではないですし、カルシウムイオンも同時に生成されますので、硬度も上がります。
硬度については、上がるのがどの程度ピラニアに対して"悪"かは不明ですが、南米現地の環境が軟水であれば、硬度は低いに越したことはないでしょう。(ここはそんなに気にすることもないかな。)
さらに、残飯を放置しておけば、腐敗(分解)される過程で、アンモニアだけでなく、硫化水素の発生もあり得ます。硫黄を含むたんぱく質(アミノ酸)もありますからね。
つまり、それらを排出するためにも水換えが必要なんです。
硝酸イオン測定器は高額なので、水草水槽みたいに二酸化炭素を添加していなければ、phは、ある程度の水換えの指標になるわけです。
頻度に関していうと、毎日水換えするよりも、ある程度phが下がるときに水換えをした方が、水換えの大変さという意味では、効率的で良いですね。ただし、水質の急変という意味では、毎日少しずつの方が良いのかもしれません。結局どっちだ??
まー、あれこれ言っても、机上の理論だけではない様々な要因が、この小さい生態系の中にもありますからね。
いろいろ勉強し直した結果、ピラニア飼育の上での私の自論は以下のとおり。
「残飯は早めに取り除き、定期的に水換えをする。水換えは、飼育者が苦労しない周期(仕事や学校が休みの周期を考えると、おおよそ週1回)で、大体水槽の1/4から1/2の量を換える。この周期で間に合わない場合は、サンゴを入れる。水を換える時は気休め程度にカルキ抜きをしておき、水質と水温の急変に気をつけて、魚の様子を見ながら行う。」
曖昧で分かりやすくていいでしょ!
じゃ〜、立ち上げて1ヶ月以上が経つ140cm水槽はどうだったの?っていうことを考えると、、、
まず、水槽立ち上げ時には、150cm水槽の既存の飼育水700リットル弱がそのままあり、濾過材はヘドロをざっくり取った上で全て流用しましたので、この稼動期間を考えると、すでに生物濾過は機能していたと考えられます。
しかし、ピラヤ・ジャイアントイエロー・アルマータスへの給餌量の多さと、家を空けていた間の生き餌の死体放置等が原因で、濾過の過程で生じた硝酸イオンおよび水素イオン濃度の上昇が起き、飼育に適さない水質になってしまった・・・。
と予想できます。
とりあえず餌の量は減らしたくないので、phが下がってきたら水換えするっきゃないか〜。
頭を除いたアジを30匹位食べちゃうんだもんなぁ〜。