2006年10月22日

病気治療

ここ数ヶ月60cmレギュラー水槽にはピラニアがいません。新規に入れる150cm水槽が来たら撤去する予定の水槽です。ただその間水槽が空いているのは勿体無いと思い、2週間位前にお店で見つけたキクラ・オセラリス(トゥクナレ・アスー)のブリード幼魚を1匹買いました。(後日4匹追加)

なぜこの個体を買ったかというと、病気の症状があったからです。掲示板でたまに病気の対処をアドバイスさせていただく機会があるのですが、ピラニアで病気にかかったことは少なく、他の魚においても実践した経験が少ないからです。知識だけでなく治療を実践するのは大事だと思います。
お店の方にも『今調整中ですので・・・』と止められたのですが、あえて買いました。\280/匹。


【履歴】

症状は1匹がウーディニウム病の様子。しかもかなり症状が進行しているためか、赤虫やメダカにも見向きもせず、とても痩せていました。とりあえず水温30℃にしてそのまま様子を見る。

導入翌日、一緒に入れていた餌用メダカやロージーテトラ等にも感染。メダカが同様な症状で死亡。ここでグリーンFを投入。塩は大さじ2杯程度を入れて見ます。ろ過材のバクテリアにダメージがあると予想したため、フィルターを切る。

導入5日後、オセラリスは死亡

全換水。流木等ディスプレイ小物とメダカ等生き物類を別々のバケツにいれ薬浴

病気の症状の魚がいない既存の120*60*45cm水槽から、空になった60cmに飼育水を移す。水温は28℃設定。

悔しいので同じ店から再度オセラリス4匹購入(入荷後1週間、状態は健康体と思われる)。新規餌用メダカ50匹も一緒に投入。みな餌食いが良い。

追加導入翌日、4匹ともウーディニウム病発症。発症後、メダカを食べなくなる。赤虫は食べるが、食欲には個体差がある。フィルターを切って再度グリーンFを投入。

追加導入3日後、オセラリス1匹が運動性エロモナス病(赤班病)または非運動性エロモナス病(穴あき病)と思われる症状を発症して死亡。初期症状発見から半日くらいの早さで逝く。若干水カビ病も併発している様子。短期間での輸送や水槽移動と、ウーディニウム病のために、かなり体力がないため発症したと思われる。

追加導入5日後、オセラリス1匹がウーディニウム病を発症したまま死亡。この時点でメダカ50匹のうち生き残っているのは15匹程度。メダカも日に日に病気で死亡

追加導入6日後、再度フィルターを付けた状態でグリーンFを投入、メダカは全てバケツに隔離。

追加導入7日後、残ったオセラリス2匹の症状に変化はないが、赤虫はよく食べる。

追加導入10日後、体表から目立った症状が消える。赤虫をとにかくよく食べる。今後もしばらくは薬剤をいれながら様子を見ることとする。



という感じです。反省としては、
■1.薬浴の際はフィルターを止めず、ろ過材にも薬液が渡るようにすべき
■2.全換水しても、器具やろ過材は煮沸消毒や薬液に漬けるべき
■3.病気により体力が非常に奪われるため、薬浴中でも給餌を推奨。もちろん残餌や糞は毎日すぐ取り除く(換水の役割にもなる)
■4.薬剤は3日くらい経つと効果がかなり薄れる。魚の状態に応じて薬の追加投入を行い、症状が治まるまで薬浴させるべき。
■5.1匹でも症状が見られる魚がいる場合、絶対同じ水槽に入れない。すぐ感染する可能性もあり。基本中の基本だけど大事



今回、病気に罹っていることを承知の上で購入しました。予想外に死亡率が高かったです。また、魚がすべて5cm程度と小さく、体力と抵抗力が弱かったのも死亡率の高さに影響を及ぼしていたと予想できます。しかし薬剤の効果は少なからずあったとは思いますが、生き抜いた2匹のオセラリスの共通点は、餌食いが良いことです。薬浴中は餌をやらないという固定観念があったのですが、今回の体験は他のことも含めてとても貴重なものとなりました。残念なのは、SDカードを紛失していて経過の写真が撮れなかったことです・・・。



20061022_1.jpg
今いる2匹のうちの1匹。デジカメを借りて撮影。カーニバルを食わない(すぐ吐き出す)ので、赤虫が中心。なるべく人工餌にも慣れさせておきたいです。半年も経てば20cmくらいにはなると予想しています。とりあえず150cm水槽にメインのピラヤが来るまで入れておく予定で、ピラヤ導入後は餌の争いを期待しています。


posted by sato at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保存 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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